肩の痛みの原因は肋骨？｜しげの鍼灸院・接骨院

肩の痛みがあってお悩みがある方はかなり多いと思います。

五十肩や肩こり、スポーツをしている人であれば野球肩などです。

肩は頭や腕を支えていますので、日常生活を送るだけで疲れています。

肩を大きく動かすスポーツではその負担が大きくなります。

ですから肩の痛みはヒトにとって出やすいものだといえます。

そんな肩の痛みですが、すべて肩の問題で痛みが生じるか

といわれるとそうは言い切れないところもあります。

本日は肩以外が肩に負担をかける要素として

「肋骨」を紹介します。

肋骨は背骨、胸骨（胸の真ん前にある骨）、肩甲骨との連結があります。

3か所で関節を作っているのです。

１．肋骨ー胸骨
　胸肋関節：呼吸をするときに動きます。

２．肋骨ー胸椎（背骨）
　肋椎関節：呼吸をするときに動きます。

３．肋骨ー肩甲骨
　肩甲胸郭関節：肩を動かしたときに動きます。

ですから呼吸をしたり、肩を動かしたりするときに肋骨は動きが

出ていないと呼吸がし辛くなって体調が悪くなったり、

肩の動きに制限をかけて負担をかけます。

そして負担に耐え切れなくなった段階で

肩に痛みを発症します。

それがこりであったり肩の関節が動かなくなったり

背中に痛みが出たります。

また肋間神経痛をお持ちの方であれば

肋骨の動きが制限されていると症状が

出やすかったりします。

肋骨は体に与える影響は

思っているよりも大きいです。

肋骨を動かすにはなぜ肋骨が固くなってしまっているかを確認しましょう。

チェック項目は以下の通りです。

🔲過去に肋骨をケガしたことがある

🔲呼吸が浅くなっている

🔲おなかの調子が悪い

おそらく考えられるのはこの3つです。

 

◉過去に肋骨をケガしたことがある

この場合はケガをした付近をご自身でマッサージしてください。

どこをケガしたか覚えていないというのであれば

肋骨を全体的にマッサージするだけでもいいです。

ケガをした場所の傷は治っていますが、

その部分の硬さが残ってしまっている可能性が考えられます。

 

◉呼吸が浅くなっている

これは横隔膜の動きが悪くなっている可能性が考えられます。

横隔膜を大きく動かしてあげるように

深呼吸を行ってください。

深呼吸はどんな体勢でもいいです。

しかし、いい姿勢で行うように心がけましょう。

呼吸が浅くなってしまっている人は

深呼吸を行うのが最初は辛いと思います。

辛いなと思ったら休憩をはさむと良いでしょう。

 

◉おなかの調子が悪い

おなか（胃腸）調子が悪い場合も肋骨の動きが悪くなります。

食べ過ぎや飲みすぎを控えるのはもちろん

おなかの冷えや水分不足も影響してきます。

おなかを温める、水分（真水がおススメ）をとる

などのケアをできる限りしてください。

肩と一口で言えても

肩の関節は複雑な関節です。

肋骨が硬いせいで肩が硬くなっている

という説明をさせていただくと

皆さん驚きますが、施術させていただくと

上がりやすくなるのを実感していただいております。

胸骨、背骨、肩甲骨が関係している肋骨を

動かせるようにするために

鍼灸や、整体、ストレッチ、リハビリ

様々な施術を駆使してお体を楽にさせていただきます。

肋骨の施術に興味をお持ちでしたらご気軽に

ご相談ください。

茂野

最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。

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