【足の痛み】有痛性外脛骨|しげの鍼灸院・接骨院
◉足をつくと痛い:有痛性外脛骨とは?
歩くときに足をつくと内側のくるぶしより少し下で強い痛みを出す疾患です。
体重を乗せると痛みが出るために歩くのが辛いのが特徴です。
とくに足もひねっていないのに、
だんだんと痛みが増してきてしまう有痛性外脛骨ですが、
どのようなメカニズムで痛みを出しているか解説したいと思います。
◉有痛性外脛骨のメカニズム:舟状骨と外脛骨
舟状骨という足の骨に余分に骨がある人がいます。
それを外脛骨といって、約20%程度の人に認められます。
内くるぶしの少し下に出っ張っている骨がありますよね?
これが舟状骨という骨ですが、そこに外脛骨が存在する人がいます。
外脛骨を持つ人はそこが人よりも出っ張っているはずです。
この出っ張っている骨が筋肉によってけん引されると
そのストレスが負担となって痛みを発症します。
引っ張る骨は後脛骨筋という筋肉です。
◉外脛骨に痛みが出る原因
捻挫をしてしまったことがきっかけで痛みを発症する人が多いです。
とくに小中学生がスポーツなどで足首を捻挫してしまうと
たまたま外脛骨をもっていて痛みを出してしまうことが多いです。
また、激しいスポーツなどで筋肉(後脛骨筋)の固さが出来てしまったり、
靴が合わなかったりすることが引き金となって
痛みが出てしまうことも珍しくありません。
また大人になっても痛みに悩まされる場合があるので
しっかりと対処していかなければならない疾患です。
◉有痛性外脛骨の症状
・足の内側が痛い
・足に体重を乗せると痛い
・舟状骨の膨隆と腫脹
学生のうちに発症するケースが多いために
スポーツ等でのプレーに影響が
出てしまうのが一番悩まされることです。
また偏平足になっていることが多いのも特徴の一つです。
◉有痛性外脛骨の治療
まず保存的療法によって固定と圧迫を行います。
当院では、膨隆がある舟状骨の部分にラバーによる圧迫を加えて
包帯を巻いていきます。
また筋肉(とくに後脛骨筋)の固さを見ながら、
足関節周囲の固さとそれに伴う全体的な関節運動の連動性を考え
ストレッチやリハビリを行っていきます。
スポーツを行う場合には症状に合わせて固定が強いテーピングや
筋肉をサポートしていくテーピングを行い、痛みの管理を徹底してきます。
炎症が治まれば次第に痛みも引いていくものです。
しかし、疲労や激しい動きなどを行うと症状に戻りが生じることも多いため
自宅でできるストレッチやケア方法の指導も行いながら施術を進めていきます。
◉まとめ
足の内側に痛みが出てしまっているのは有痛性外脛骨というものかもしれません。
ぜひ当院にご相談ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
茂野
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