[踵の痛み]踵骨骨端症(シーバー病)|しげの鍼灸院・接骨院
お子さんが踵の痛みで悩んでおられませんか?
実はそれ、踵の骨に負担がかかってしまった結果
痛みを引き起こしている可能性があります。
サッカーや野球、バスケなど激しい競技で踵に負担がかかると
骨端線という骨が成長するための軟骨部分に損傷が起きて
痛みを発症してしまいます。
そういったメカニズムを含めて対処方法や予防方法を解説したいと思います。
◉セーバー病の症状
8歳から12歳の男児がかかる疾患です。
とくに激しいスポーツを行う男児に多く、成長痛などといった
通称も付けられやすいものです。
症状は
・踵の痛みと腫れ
・踵の熱感
・歩行時痛
・荷重痛
といったものが現れます。
無理にスポーツなどの運動を続けると
骨軟骨炎といった骨の中まで炎症が広がり、
最悪の場合疲労骨折まで起こしかねません。
踵周辺が痛くなる足底腱膜炎やアキレス腱炎といったものが
症状が似てくるため鑑別診断が必要な疾患でもあります。
また、ばい菌などが入って起こる蜂窩織炎などの疾患にも注意が必要です。
ご自身で判断せずに専門の機関で診てもらいましょう。
◉踵骨骨端症(シーバー病)になるメカニズム
踵骨の骨端線が損傷を受け発症するものですが、
骨端線の損傷にはいくつかの要素が組み合わさっています。
①アキレス腱のけん引力
踵骨にアキレス腱が付着しています。
ジャンプ動作やダッシュを繰り返し激しく行っていると
アキレス腱が伸び縮みに踵骨にストレスを与えます。
②足底腱膜のけん引力
足の裏にクッションの役割がある腱がついています。
その腱も伸びたり縮んだりすることで踵骨に負担が生じます。
③上の①・②の引っ張る力が踵に加わっただけでは損傷は起こりません。
アキレス腱や足底腱膜の固さ、激しい運動の繰り返しによる慢性的な疲労
などが重なることで踵の骨に負担がかかりすぎて痛みが発症します。
◉セーバー病の治療方針
休むことが一番の優先事項です。
骨に損傷が起きたままスポーツを続けることは危険です。
すぐに休める環境を作りましょう。
そして専門機関でのレントゲンを撮りましょう。
骨にどの程度損傷が起きているのかをきちんと確認してから
当院でも治療を進めていきます。
1.アキレス腱と足底筋膜の固さ
2.足関節の固さ
3.足関節に影響を与えている動きの固さ
この順番に当院ではチェックしていきます。
アキレス腱と足底筋膜の固さは踵や足関節に動きの制限を作ってしまいます。
なぜアキレスけんと足底筋膜が固くなったしまったのかを調べ治療していくことが大切だと考えます。
◉まとめ
成長期に多く起こるセーバー病という踵の痛みは、
成長期を過ぎると痛みが治まりやすいです。
しかし、活発に運動ができる時期を
休んで過ごしてしまうのはもったいないです。
きちんとした対処を行い治療を進めていけば
運動をしながらうまく付き合っていけます。
もし踵の痛みにお悩みであれば当院にご相談ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
茂野
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