腱鞘炎が改善できる鍼灸院です｜しげの鍼灸院・接骨院

◉女性に多い腱鞘炎

腱鞘炎とは、腱鞘という組織の炎症です。

腱鞘炎は指の使い過ぎで起こることから、

パソコンのキーボードやマウスなどで同じ動作を繰り返したり、

スマホを長時間使う人、ピアノなど指を多く使う楽器を演奏する人、

グリップやボールなどを握るようなスポーツをする人などによくみられます。

また、更年期の女性や妊産婦に多いことが知られていて、

女性ホルモンの分泌に関連すると考えられています。

婦人科ではこうしたことからホルモン療法で腱鞘炎の治療をすることもあるようです。

◉腱鞘とは？

腱鞘とは、骨と筋肉をつないでいる腱を包み、

腱が滑らかに動くよう支える滑車のような働きをする重要な組織です。

腱鞘炎とは、この腱鞘と腱がこすれ合って炎症を起こす病気です。

主な原因は指の使い過ぎが考えられます。

しかし、そんなに指を使っていないのに

と考える人でも腱鞘炎にかかってしまうケースもあります。

◉腱鞘炎のいろいろ

腱鞘炎というのはひとくくりにされがちですが、

腱鞘というものがある場所に痛みがあれば

腱鞘炎という診断名が付きます。

とくに親指の腱鞘炎や各指のばね指が特徴的に

症状として表れやすいのでご紹介します。

 

・親指の腱鞘炎：ドケルバン病

ドケルバン病は、親指を伸ばしたり

広げたりする働きをする腱が、

それらを包んでいる腱鞘との間に

炎症を起こして発症する腱鞘炎です。

手の甲に腫れや痛みが起こり、

また親指を曲げたり広げたりすると、手首が痛みます。

初期はペットボトルのふたが開けられなかったり

コップを持つのが痛かったりしますが

症状が進行すると何をするにしても痛みが出てしまいます。

 

・指の腱鞘炎：ばね指

ばね指は、指の曲げ伸ばしの際にがくんと

引っ掛かりが生じる「ばね現象」と呼ばれる症状です。

指の曲げ伸ばしをするための腱と、腱の浮き上がりを押さえる

トンネル状の「靭帯性腱鞘」の間で炎症が起こって発症する症状で、

手のひら、親指や人差し指、中指のなどにひっかかりが起こります。

初期は痛みはそこまで強くなく引っかかりが気になる程度ですが

炎症症状が進むと痛みが強くなってきます。

◉当院の施術方針

指の動かしすぎが一番大きい原因ですが、

なぜ指に負担がかかるような運動の様式になっているのかを

しっかりと把握していきます。

いつも使っているはずの指ですので

指の使い方のバランスが崩れ始めると

症状が出ている指の負担が大きくなっていくという予測のもと

施術を展開していきます。

そのあとで患者様ご自身の回復力を上げていく施術と組み合わせていくと

改善傾向がさらに早まります。

腱鞘炎やばね指でお困りでしたら、すぐにご相談ください。

 

シゲノ

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