【膝の痛み】変形性膝関節症でお悩みにあなたに｜草加市｜しげの鍼灸院・接骨院

◉変形性膝関節症とは何か

その名の通り膝の変形と膝の痛みが主となる疾患です。

Ｏ脚やＸ脚になったり、正座が出来なくなります。

 

・原因

はっきりと原因のあるものを「一次性」

病気やケガといった原因のあるものを「二次性」

と区別しています。

ですが、変形性膝関節症の大部分は一次性と呼ばれる

原因がはっきりとわからないものです。

多くの要因が重なって膝に変形や痛みを引き起こしているために

一つの原因に絞れないのが現状です。

 

・症状

膝の痛みと変形が主な症状です。

痛みによって動かすのが辛いために

正座ができない、階段が辛いといったことが起きます。

痛みは内・外、前・後と場所は人それぞれ違っていることが多いです。

痛みの出る場所によって原因となるものが違うことがあります。

炎症症状が強い場合、膝関節に水に溜まってしまうことがあります。

この場合膝の腫れが強くなるので

膝のお皿周囲がぶよぶよしていたり、

膝全体がパンパンに張れて光沢があったりします。

整形外科などで水を抜くのはこういう場合になります。

変形はＯ脚とＸ脚が出ます。

とくに日本人はＯ脚に変形してしまうことが多いようです。

これは骨盤の形や筋力のバランスによって起こると考えらえています。

◉なぜ変形や痛みが起こってしまうのか

一番大きい要素としては筋肉の影響です。

二つの要因があります。

・固くなってしまった筋肉

・弱くなってしまった筋肉

この要因によって膝周囲の筋肉がバランスを崩してしまい

膝の変形と痛みを引き起こしやすくなります。

 

・膝の固まりやすい筋肉

太ももの前から外側：大腿四頭筋（外側広筋）

太ももの内側：大内転筋

太ももの後ろ側：半腱様筋

膝の後ろ側：膝窩筋

この４つの筋肉が固まりやすく

痛みを引き起こしている可能性の高い筋肉です。

 

・弱りやすい筋肉

内転筋

半腱様筋

この二つがとくに弱りやすい筋肉です。

 

内転筋と半腱様筋は弱りやすかったり、固くなりやすかったり

人によって違います。

これは脚のＯ脚とＸ脚にも関係しています。

◉Ｏ脚・Ｘ脚になるメカニズム

変形性膝関節症の大きな特徴のＯ脚・Ｘ脚

どのような仕組みでなるのか。

実は筋肉のバランスが変わることで

骨を筋肉が引っ張っているから変形してしまうのです。

関節が削れてとか、骨の形が変わって変形してしまうのは

手術が必要な思い関節症になります。

痛みがあるが日常生活はなんとか送れている場合

筋肉のバランスを調整するだけで

Ｏ脚やＸ脚の改善がみられるケースがあります。

 

・内転筋が弱くなるとＯ脚になりやすい

膝を支えている筋肉の一つである内転筋が弱くなると

半腱様筋と呼ばれる太ももの後ろにある筋肉が過剰に働きます。

そうすると膝がねじれてしまいＯ脚になりやすい状態が続きます。

Ｏ脚の場合、痛みは内側と後ろ側に出やすいです。

これは半腱様筋が膝の後ろから内側に走っているためです。

Ｏ脚で内側や後ろ側に痛みがある場合、

内転筋を鍛えることと

半腱様筋をほぐすストレッチやマッサージをしてみてください。

 

・半腱様筋が弱くなるとＸ脚になりやすい

この場合はさっきのＯ脚の逆に

半腱様筋が弱くなり、内転筋が強くなると

膝が外側にねじれてＸ脚になるやすくなります。

Ｘ脚の場合は膝の前側と外側に痛みが出やすい傾向です。

 

このように膝関節の変形と筋肉そして痛みにはつながりが強くあります。

◉まとめ

変形性の膝関節症は筋肉のバランスが崩れることで変形をきたしてしまっています。

筋肉のバランスは固いところと弱っているところをうまく調整してあげると

痛みや変形も改善が期待できます。

当院では注射や薬、湿布に頼らない治療方法でも

膝の痛みに十分対策が取れています。

膝の痛みに悩んでいるあなたはご相談ください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

茂野

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