草加市のしげの鍼灸院・接骨院|腰痛って何?
腰痛の真実
こんにちは!しげの鍼灸院・接骨院の茂野です。
当院のブログをご覧いただきありがとうございました。
本日は腰痛について簡単に説明したいと思います。
◉腰痛とは?
私たちが常日頃から身近にある腰痛ですが、
腰痛とは腰周辺に痛みがある状態であり病名ではなく症状の一つです。
これが病名になってくるといろいろな診断名が出てきます。
・腰椎椎間板ヘルニア
・脊柱管狭窄症
・急性腰痛症(いわゆるぎっくり腰)
・筋・筋膜性腰痛症
・椎間関節性腰痛症
・腰椎圧迫骨折
・感染性脊椎炎
・内臓疾患による痛み 等
このように腰痛はさまざまな疾患によって発生する症状なのです。
◉腰痛は日本人の国民病?
日本人の約4人に1人の方が今現在腰痛をもって言われていて、
厚生労働省の調査によると国民全体でみると2800万人もの方が腰痛を持っているといわれています。
さらに90%の人が一生のうちに腰痛を経験するといわれています。腰痛と人間の体は切っても切り離せない関係を持っています。
腰痛診療ガイドライン2019改訂第2版(南江堂)によると
腰痛が出ている原因は以下のようにまとめられています。
椎間関節、筋・筋膜、仙腸関節などの筋肉や関節由来のものが約4割程度
ヘルニア、狭窄症、椎間板由来のものが約3割程度
非特異的な要因(医師の診断では原因不明)が2割程度
その他、感染症や内臓疾患由来のものが1割程度
統計を発表しました。
このことから約7割の腰痛が筋肉や関節などの由来になっています。
◉腰痛はなぜ腰をもんでも治らないのか?
あなたが一番気になる問題について解説していきます。
これは腰痛のメカニズムを知ると納得がいくと思います。
まず、腰は動きの少ない関節ということを覚えてください。
腰の関節は腰椎と呼ばれる背骨が5つで作っています。
この5つの骨が作る関節が腰の動きを出しています。
この関節は動きがとても少ないです。
とくにひねる動きは5つの骨の全体が動いても5度程度といわれています。
腰を反る動きや前かがみの姿勢ではもう少し動きが出ますが、ほかの関節に比べると
その動きの大きさは少ないものになります。
そして腰痛を持っている人の腰の動きは本来動く幅を超えて動いている人が多いです。
要するに腰を動かしすぎてるのです。
ですから動きすぎている腰はどんどん負担が溜まってしまい
・筋肉が固くなる
・椎間板に負担がかかる
・腰椎(腰の背骨)に負担がかかる
これらの要因で腰痛が発生し
ヘルニアや狭窄症、圧迫骨折まで進んで行ってしまいます。
ですから腰をもんでも治らないのは、
腰がなぜ動きすぎているのかを見つけなければならない
という結論になるのです。
いかがだったでしょうか?
当院ではこの課題、
なぜ腰が動きすぎてしまうのか?
という根本的な原因を探し、腰痛の施術に取り組んでおります。
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